親密なパートナーによる暴力(IPV)は、政策立案者がさまざまな介入策を通じて対処しようとしている重要な世界的健康問題であり、その一環として「女性のエンパワーメント」の促進が行われている。本研究では、ベトナムで実施された無作為化比較試験(RCT)のデータを用い、この戦略が逆効果をもたらす可能性があることを示す。
具体的には、ジェンダーおよび起業に関する研修プログラムに参加した女性は、対照群の女性と比較してより頻繁に虐待を受けていた。
本研究では、女性の収入増加が研修プログラムと家庭内暴力を結びつけるメカニズムであると推測する。また、本研究は方法論的な貢献として、IPVの測定方法によって影響分析の結果が異なることを示している。