本研究は、都市インドにおける既婚女性の有償労働への参加と、親密なパートナーによる暴力(IPV)への曝露との関係を調査する。結果として、男性の反発(バックラッシュ)によって、雇用されている女性は、家庭内労働のみを行っている女性に比べて有意に高いレベルのIPVに直面していることが明らかになった。また、有償労働によって女性が得る自律性がIPVの経験を軽減するという証拠は見られなかった。さらに、本研究はジェンダーに基づく暴力の研究に貢献するものとして、「女性の罪悪感(ギルト)チャネル」という概念を導入し、それを検証した。この現象は、有償労働を行う女性が、そうでない女性よりも自身に対するIPVを正当化する傾向が強く、それが結果としてIPVへの曝露をさらに増加させるというものである。本研究では、全体のサンプルでは罪悪感チャネルの証拠は弱かったが、中等教育レベルの女性の間ではより強い証拠が確認された。