内容進行仮説の検証:男子青年におけるポルノ使用と強制的・暴力的内容の嗜好に関する縦断的評価

ポルノグラフィへの曝露を条件づけ理論の枠組みで捉える**内容進行仮説(Content Progression Thesis:CPT)**は、飽和効果によって、ポルノグラフィの使用が次第により過激な内容の視聴へと進行すると提唱している。この仮説を検証するために、ポルノ使用の頻度と暴力的・強制的な内容の嗜好との関連を、24か月にわたってオンラインパネルによる男子青年のサンプルを用いて調査した。

参加者は、高校生248名で、PROBIOPS研究の5つの調査時点のうち少なくとも3時点に参加した者である。調査開始時の平均年齢は16.1歳であった。CPTを検証するために、二重領域の潜在成長曲線モデル(dual-domain latent growth curve modeling)が使用された。

その結果、暴力的/強制的なポルノの嗜好は時間の経過とともに減少することが示され、その変化はポルノ使用の潜在的増加とは関連していなかった。今回が初の縦断的評価であったが、CPTは青年期におけるポルノ使用のパターンやその潜在的影響を理解する上で有効なモデルとは言えなかった。

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