婚姻解消に関連する要因の中で、年齢に基づく配偶選択(誰が誰と結婚するかという観点での年齢の組み合わせ)は、他の要因に比べてあまり注目されてこなかった。本研究では、パートナーの年齢差と婚姻解消の関連を調査し、特に離婚法制の導入が遅く、文化や制度の面で非常に保守的なイタリアに焦点を当てる。また、この関連が結婚コホート間でどのように異なるかを示す。
本研究では、イタリア国立統計研究所(Istat)が2016年に収集した「家族、社会的主体、およびライフサイクル」(FSS)のデータを使用する。1970年代から1990年代にかけての初婚歴に関する個別の回顧的情報を、イベントヒストリーアプローチを用いて分析した。
結果として、妻が夫より年上のカップル(年齢逆婚カップル)は、妻が夫と同年齢または年下であるカップルと比較して、婚姻解消の可能性が高いことが明らかになった。しかし、このリスクは若年のコホートでは低減する傾向が見られた。
本研究では、近年の文化的変化を踏まえ、この変化の要因について考察する。