子供が性的知識を学習する時期:いつ学ぶのか?

フェミニストのプロパガンダにおいて、16歳未満(又は18歳未満)の子供たちは性的行為の意味やそれに伴うリスクを理解していないという主張がしばしばなされているが、この問題を具体的に調査している信頼性の高い研究や文献は驚くほど少なく、その内容も不十分である。しかし、インターネットなどの情報通信技術の普及した現在とは大きく社会状況が異なる時代のものであるが、この問題に関する数少ない調査の一つに、1977年にキンゼイ研究所のメンバーによって行われたものがある。1

この研究によると、1977年時点における最近のサンプルでは、性交に関しては10歳までに57%の女子が学習し、11歳までに72%以上の女子が学習している。性交の知識に関する主要な情報源は、同性の友達が48%を占めている。

妊娠に関する知識は、6歳までに51%の女子が学習し、8歳までに76%以上の女子が学習している。妊娠に関する主要な情報源は母親が70%を占めている。

受精に関する知識は、11歳までに52%の女子が学習し、13歳までに90%の女子が学習している。主要な情報源は学校やその他の公式教育が44%を占め、次にマスメディアが22%を占める。

月経に関する知識は、10歳までに67%の女子が学習し、12歳までに99%の女子が学習している。主要な情報源は母親が36%を占めている。

性感染症に関する知識は、13歳までに49%の女子が学習し、14歳までに70%の女子が学習している。主要な情報源は学校やその他の公式教育が42%を占めている。

中絶に関しては、12歳までに59%の女子が学習し、14歳までに80%の女子が学習している。主要な情報源は母親が24%を占め、同性の友達が17%を占めている。

女性による売春に関しては、12歳までに50%の女子が学習し、14歳までに81%の女子が学習している。主要な情報源は、同性の友達が36%を占めている。

男性の陰茎勃起に関する知識は、14歳までに61%の女子が学習し、15歳までに79%の女子が学習している。主要な情報源は、同性の友達が37%を占めている。

コンドームに関しては、14歳までに55%の女子が学習し、15歳までに77%の女子が学習している。主要な情報源は、同性の友達が51%を占めている。

従って、1977年時点における直近のサンプルでは、概ね12歳ごろには大部分の子供が性行為の意味や妊娠、受精、月経について学び、14歳ごろには半数以上の女子が性感染症や中絶、売春、避妊手段などについて学んでいるという事になる。この論点に関する信頼性の高い最近の研究調査は見つける事が出来ていないが、おそらくインターネット等が発達し多くの子供がスマートフォンなどを利用し、性的な情報に接している現在においては、更により早く性的な知識を学習しているものと思われる。

  1. Paul H. Gebhard (1977) The acquisition of basic sex information, The Journal of Sex Research, 13:3, 148-169, DOI: 10.1080/00224497709550972 ↩︎

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